揚げ物をするなら

揚げ物をするなら 自宅で料理を作る機会が多いという方は多く、揚げ物など油を利用した調理を頻繁に行っている場合は、特にレンジフード周りが油汚れでベタベタの状態になってしまっている可能性が高いです。一般的にレンジフードの掃除は専門業者に頼む必要があるとイメージしている方も多いですが、お手入れ方法を理解していれば初心者でも簡単に掃除をすることは可能です。

まずレンジフードに付着しているベタつきの原因は、油を利用した調理の際に湯気に含まれた油分がフィルターに付着することが最大の原因です。付着したベタつきは放置すればするほど頑固な汚れになってしまうので、出来るだけ定期的にお手入れを行うことが望ましいといわれています。レンジフードを掃除する際には、頑固汚れもスッキリ落とすことができるアルカリ性の洗剤を利用することがポイントです。重曹を利用する方法もありますが、ベタつきが強い場合は力不足になる恐れがあるので、重曹を利用したお手入れは仕上げなどに使用することがポイントです。

レンジフードに油が付着したままだと火災原因に繋がる理由とは

レンジフードに油が付着したままだと火災原因に繋がる理由とは 一昔前までは、キッチンの換気設備というと換気扇が代表格でした。昨今では、調理用コンロの真上に設置をするレンジフードが主流です。このレンジフードだと調理時に発生する煙や蒸気をピンポイントで吸収して、屋外へと逃がすためキッチン内の空気を常に快適に保てます。しかし吸収される煙には油も含まれており、定期的に掃除をしなと非常に不衛生になってしまう部分もあるので取り扱いには十分注意をしましょう。

衛生面だけでなく、汚れが付着したままだと火災原因に繋がる恐れもあり大変危険です。2018年に東京消防庁が発表した一般家庭の不審火のうち、約65%がこのレンジフードに付着した汚れが原因であったことも明らかになりました。なぜ火災が発生するのかというと、レンジフード内にはファンと電気モーターが内蔵されており、電源をオンにするということは、常に通電した状態になり度重なる油汚れに火が付いてしまって火災を誘発します。2週間に1回を目安に、こまめな掃除をすれば火災を防ぐことは可能です。